地獄のチューナー・北見淳が作り上げた一台のフェアレディZ（S30）。 それはあまりにもパワーがあり、誰も乗りこなすことができなかった。事故を重ねてオーナーが変わるうち、そのマシンはいつしか「悪魔のZ」 と呼ばれるようになる。 月日は流れ、主人公の朝倉アキオが悪魔のZの新たな乗り手となったところから物語は始まる。「狂おしく身をよじるように走る」その姿 は、スピードの世界に生きる者たちの心を捉えて離さない。 ある者は家族を捨て、ある者はかつて封じ込めた想いを解き放ち…それぞれが全てを注ぎ込み命さえ委ねる愛車でZに挑む。 「正しいコトと自分がソレをセレクトするかはまた別だろ」 「オレはもうわかるヤツの車しか手を入れたくない」 「後悔はある──あるけど納得できる人生やったわ」 「ま、アンタがサボってても仕事は回るし」 「たとえ悪魔でも オレはコイツがいい──ただそれだけだ」 行き着いた先に何があるのか、その目で確かめるために─── 「湾岸ミッドナイト」で描かれるのは単なるチューニングテクニックやスピード優劣、バトルの勝敗ではなく人の生き様そのものである。後にも先にも車を（ポルシェやRを）ただただカッコよく描きつつも、かくも「人」にフォーカスした作品は存在しない。キャラクタたちの個性やポリシー、ひとつひとつのセリフが 読み手の心に深く響く。本作の魅力がそこにある─── ご覧いただきありがとうございます。 楠みちはる湾岸ミッドナイト全巻セット、年数相応にヤケがある巻もございますが、乱丁落丁や折れ曲がり等はなさそうです。また、全巻透明ビニールカバーをかけ暗所室内保管しています。トータルでは良好なコレクションと存じます。 古本書店等では見かけなくなり、コンディションの良好なものも少なくなってきました。気になる方は今手に入れておいて頂くことをオススメします。 お写真にあるものが全てです。お値引き交渉承ります。いわゆる専用お取り置き等はトラブル防止のため行いません。すり替え防止のため、交換返品はお断り致します。 シャコタン・ブギ イニシャルD 頭文字D スカイラインGT-R RX-7 FC FD R32 R33 R34 テスタロッサ レイナのR 大鶴義丹